出会う時期と立場


日本では、初めて出会った時の関係が、
その後の関係も支配しやすいです。

例えば、私の場合、以前の職場でアルバイトだった子が
その後、お医者さんや研究者になっても、
出会った当時に形成された、社員とアルバイトのような関係の会話になります。
(内容は違っても、話し方は当時の関係のままといった感じです)

ですから、職場に実習に来られる方々とも
初対面の段階から、年齢に関係なく、
おこがましくも”先生”と”実習生”の立場が構築されます。


ただ、これに勘違いしてはいけない。

常々、気を付けていることです。

ちょっと時間軸が違えば、年下の方であろうと
自分が指導をしてもらう立場になっていたかもしれません。


また、患者さんとセラピストとして出逢えば、
その接遇の仕方ももっと違う形となるでしょう。


出会った時の状態でお互いの立場は決まる…

しかし、それに支配されずに
本当の意味で出会いを大切にすること。


それは時間軸に支配されずに、相手を尊重すること。

まず、人間としてそうありたいものです。




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